NNの宿題にもなっているので、やりました、2020。
合不合の結果はかんばしくなく、「合不合は忙しいんだよ。考えてる暇ないわけ。おれはじっくりやりたいんだよ」とかなんとか言い訳してましたので、それなら麻布はどうなんかね、という被挑発的状況で挑みました。
結果は思ったよりだいぶ良かったです。
算数
最初の問題は比の差で考えればいいのに、やっぱり強引な計算に持ち込んでいる。まぁ、合ってりゃいいか。
円がらみの図形は特に難なく。
場合の数は、今回は比較的難易度が低く、3で割った余りをちゃんと分類してできてる。
食塩水も、天秤に頼ることなく、きちんとできてる。
円の星形移動は一つ落とし。これは図を書けてるんだから合わせ切っていてもよかったかな。
丁寧に作図をすれば解ける問題は、もう、丁寧に書くしかないわけで、その時間を捻出するには1問目の処理方法に問題があったかな。
最後の速さと見せかけて数の問題、というのは導入を2問合わせて、あとは放棄。まぁ、仕方ないか。
しかしそれなら図形は全部取ってほしかったな。
43点。たいしたもんです。
国語
「まだまだ」は先日やった海城(だったと思います)の過去問でも読んでいたので、ちょっと反則気味ですが、
問われている部分は違うわけで、それでも何やらそれらしいことを書けており、ママちゃんの採点で50点ほどにもなっており、よくできました、みたいな赤ペン先生みたいな優しい誉め言葉が並んでました。
こういうラッキーが本番でもあればいいんだけど。
理科
これもまたよくできてました。
題意をとらえきれていないものはなく、ただまだ表現力に難がある。
計算問題は概ねできていますが、パイ生地を3枚折にするやつは2問目をスルーしており、これはもったいなかった。表面積の問題で勘違いをしているのももったいなかった。
それでも33点。これは麻布過去問理科では最高得点だと思います。やるやん。
社会
こいつだけが足を引っ張りました。
社会科的な思考力と表現力がまだまだ足りない。
もうちょっといろんな角度から考えることができてもいいようなものなんだけど。ごちゃごちゃいろいろしゃべるやつなんだから、表現力だってあっていいはず。
自分でも弱点だと感じているようで、ここは今後強化していかなければ。
弱点だと考えている割には自発的に取り組もうとはしませんが。
18点。
総じて良くできてました。合格平均点も超えることができている。
新しい年度のものでこういう結果が出ると、ホント安心します。
この間、慶応中等部もやりました。2013。
合格ラインであろう75パーセントはぎりぎり超えてましたが、スピード感にはついていくのが精いっぱいの感じ。
算数は最初の方でミス連発してるし。最後の大問放棄してるし。
国語で五七五をつくってみな、という問題がありましたが、こういうのに本当に弱い。漢字は「文章読まないで書いたし」と誇るべきところではないところで偉そうにしてます。同音でもいろんなのがあるのが熟語でしょうよ。
理科はしょっぱなを誤るとそれを前提にした次の問題も正答できないという恐ろしい作りになっていますので、いもずる式にやられたところも多かった。
合不合の国語で旧暦を間違っていたので、旧暦と祝日を一覧にしたのを渡してやっていたのに、チラ見して「覚えたし」と豪語してましたが、この年の社会でなんと祝日をズラリと聞かれる問題があり、たくさん失点していました。第何月曜日、というやつ。こういう常識みたいなことが意外とよく聞かれるというのは過去問でさんざん経験済みなんやろうから、この機会にちゃんと頭に入れとこうな。
合不合がふるわず、「過去の栄光にすがるぜ」と言いながら第1回の成績を見直してうっとりしていましたが、
確かに6年初めから今までで「できること」は大きく変化してきたように思います。
6年生初めのころは記述などはほとんど書けず、算数の典型問題とか理社の知識問題に強いという感じ。
今は典型問題への瞬発力は下がってきていて、理社の基本知識も危うくなりつつあるけど、何か書いてみる、何とか粘ってみる、何とか分かろうとする、という姿勢は持てるようになってきたような気がします。
これは、麻布などとの関係では歓迎されることだし、まったくもって悪いことでもないんだけど、
麻布を熱望するとは言ってもほかにも志望校はあるわけで、細かい知識やスピードを求める学校も当然受けることになる。
勉強の方向性はどうしてもちょっと広めの角度で持たざるを得ず、これがまた悩ましいところです。
ま、知識を入れながら考えるというのはお勉強の本来的なあり方であるようにも思えるので、
引き続き、前と斜め前を向いてやっていくしかない。
それにしてももう11月も半ばを過ぎちゃった。
やらねばならないことはたくさんあるけど、思ったようには進みませんね。