わしが教えたる!父と子の中学受験

2022年受験の長男(ぽーやん)が麻布かどっかに入るまでのお勉強をがっつり後押し。2019年受験の長女とけは塾なしで乗り切りました。

基礎固めは終わらない

 わたくし、基礎固めなんてものは夏休みで終わるものだと思っていました。
 あとは過去問で演習、演習、また演習。だと張り切ってました。

 違いますね。
 基礎固めは、おそらく受験が終わるまで終わらない。
 デコボコだらけのいびつな知識で受験に臨むことは、まず間違いない。
 そのデコボコをなるべく小さくしてやりたいが、それがなんとも難しい。
 模試で弱点をあぶりだすと言いますが、失点したところが弱点なのか。
 おい、なんでこんなんできひんの?と聞けば、
 ああ、時間なくて焦ってたんじゃね?どれどれ。
 ああ、塩酸入れてないところをみたら水ナト10中でてくんじゃね。気が付かなかったんだから仕方なくね。

 ああ、分かってんのか。
 そしたらこれはどうか。前の結果をうまく利用していって、トリボナッチ(名前はどうでもいいけど)規則性を見出す。
 こういうのも、わたくしが、ほれ、こうやってな、と表の枠を書こうとすると、ああ、ああ、それね、「マエケツ」(前の結果を利用する)ね、それ使ってやればいいわけね。当たり前じゃね?

 こうなってくると、基礎固めは何をしたらいいのか。
 分かっています。苦手な部分。しかし、苦手なものばかりやっていていいものか。そういう時期なのか。
 強い部分をより強くすることも考えなくちゃ。
 図形なんか経験値だし。というか、なんだって経験値だし。

 そうすると、やっぱ、演習を繰り返す中で出てきたものについて確認をしていくという方法が一番早道な気もする。
 
 しかし思い返せば、ぽーやんの成績が伸びた時には、その前にいつも基礎の繰り返しをやっていました。
 同じような問題を次の日もその次の日も。答え覚えてるんだけど、なんでそうなるんだっけ、とか言いながら。
 そうやって体にしみこませてきた。
 
 でも、そういう勉強は飽きる。
 過去問の面白さを知った今、そういう地道で面白みに欠けることはやってくれない。
 どうせ時間内にできないやつは飛ばすんだからやっても仕方なくね?などと知った風な口をきく。
 ま、一理あるねんけど、あとちょい頑張れば理解にたどり着く、というのを攻略していかないと一線は超えられへんぞ。
 
 辛うじて、理社のまとめを少しやってくれるのが救いと言えば救い。
 まぁ、知識は直前でもいいか。
 いや、もう直前期と言っていいか。

 とりとめなく考え、お勉強はとりとめない感じでないようにしなければとまたとりとめもなく考えます。