さて、明日はサピックス渋幕オープンです。
なんせ、渋幕まで受けに行くので、ちょっとした遠足気分でしょう。
休日なので通勤客は少ないだろうけど、通学の大変さなどいろいろ分かることもあるやろう。
せっかくなので過去問やりました。
渋幕2019年第1回。
国語
読めるわけない。おれおれ詐欺にあって多額の金を出してしまった。それがおらの贖罪だと言ったらぽーやん、おめはんは何一つわからねぇよな。渋幕には出る文学史。どうすっかなぁ。これ、対策すっかなぁ・・・面白みがないなぁ。。と言うてる場合でもないんやろなぁ。。
しかし、抜き出しやら記述やらで帳尻を合わせ、合格者平均には届かないものの受験者平均には届く49。
算数
しょっぱなの数・場合の数の問題が煩瑣。こういうのは今更得意にはならんよ。そりゃ、がんばれば一定程度は伸びるだろうし、この分野はやっていかなあかんと思ってるけど、性に合うならとっくに得意になってるはずやしな。しかし、最低限くらいついていけるようにしておかないと。頻出だし。
大問2のN進法だれか分からない受験生がいるのかというほどのあっけなさ。大問3は見たことのない変わった問題。要領よくまとめていって整理すれば楽かもしれないけど、そんなこと考えている暇があったらとぽーやん驚異の書き出し。紙を真っ黒にさせて、それでも一つは数え間違えて何とか一つを合わせる。努力に見合った得点だったのかどうか。平面図形は1つ落とす。何というのかなぁ、〇×90度。こういう基本的なところをいつも落とすんです。1足し忘れたとか言ってるけど。立体は最後の小問を落とす。まぁこれはちょっと手数がかかるから、あきらめても仕方ないんちゃう?渋幕で速さがないというのはちょっと珍しいんかな。
合格者平均を10ほど上回る62。
理科
全体的に分かってないとは思えないけど、時間切れで最後の地層の問題は空白が多い。作図の問題など、問題文を読めさえすれば難しくない。やっぱスピードが必要。
受験者平均と合格者平均の間の48。
社会
これも時間に追われすぎている感がある。輪島塗などのほか、「2」などの字が読めません判定をいくつかくらい、記述はなんというか言葉足らずで損してる。
受験者平均点を下回る43。
渋幕は、科目ごとの合格者最低点を公表してくれており、面白いです。この年なんか、算数が12点でも受かってる子がいる。
こういうのを見ると元気が出るようです。
逆に受験者最高点も出て、理科なんか満点がいる。ぽーやん、なんだよすげぇじゃん。こいつだれだし。とか言ってる。
合計202点で、合格者平均には及びませんでしたが、合格。
渋幕は4連勝で、おれ、渋幕受かる気しかしねぇわとかいってます。
逆に麻布ができなくなっています。受かる気しかしねぇわ、何とかなるしとか言ってます。
さて、午前中渋幕やってお昼食べて直しをして、あとは通常業務に戻って予シリやらコベッツやらやろうぜと言いましたら、そういうのはいやだと。TopGunなら何枚かやってもいいけど(ムズ問を考えるのはいいが、バッカバッカ問題を解いていくのは疲れる、ということ)とのこと。で、もういっこ過去問やろうぜ、過去問やらないとなまっちゃうんだよ、過去問以外おれやらねぇぞとわたくしのことをボカスカ殴りながらおっしゃる。しゃぁない、考えとく、ということでまずプリント少々。TopGunというのはコベッツの最難関特訓のことで、心が折れると思いますがという宣言とともに開始されるもので、速さとかホントきついです。でも、おかげで(特に立体)図形は強くなった。渋幕の平面図形は知識で解ける問題も多い。というか、知識がなければうんうんうなった挙句あきらめるしかないような問題。こういうのは訓練次第で全然違う。
さて、それじゃぁ、ダイヤグラム書くやつ少しやろか。
あと、昔やった過去問でもういっぺん解いてもらいたい問題とか、予シリとかをほんのちょこっとやって、コベッツの思考力テストをやって。理社のまとめてみようを転がって眺めたりして。
もうプリントとかまとめとか飽きたわ。立体で勝負してお前が負けたらゆうこと聞けよな、などとおっしゃり、ひゃらひゃらとした数字ですが、合ってはいる。速。奇妙な形に切断されていてこんなの底面積も高さも分んねぇよというのをしゅいーっと斜めに頂点をおろしていくという立体の等積変形。こういうの、もう、わたくしの倍以上の速さで解きはります。頼もしいわ。こういう分野があと10個くらいあって欲しいな。
ま、約束通り過去問をやろうか。
同日2戦目の2018海城第1回。ぽーやんは麻布をやりたがったけど、麻布は試験時間も長いし、解き直しにも時間がかかるし、ちょっと今からでは無理なんじゃないかと。
海城は今のところ受験予定はないですが、算数の場合の数はいつも手ごわいし、社会はきちんと資料を読んで特徴的なところを見出し、長い文章で丁寧に表現することを求められる。ぽーやんを育ててくれる良い過去問なんです。
国語
記号にいくつか難しいのがあったけど、概ね合わせられた。
記述は、物語文のは難しかったからか、少年の心情変化の原因に触れて、というところをすっ飛ばしてしまっていましたが、話の流れからしたらまぁ、なんとでも書きようはあったと思うけど。「前向きに考えるようになった。」というのは青少年成長系物語文ではほとんどの場合使えるけどできればなんか使いたくないけど他に言葉が出て来なかった場合には使うというような位置付けですが、末尾をそうするにしたって、それまでの事柄をきちんと読み取ったうえで触れていないとスカスカの文章になっちゃう。
説明文の記述は最後らへんをそのまま抜き出して書き写しても一応の点数にはなりそう。でも、ちゃんと字数を考えて取捨選択してつなげる作業は必要。ぽーやん、1文で書くのではなく2文に分けるという「技」を駆使。おお、そんなことできるんや。うれしいわ。それでええねん、つながりに迷いが生じそうなら文章を分ければいいねん。ええぞええぞ。
しかしママ採点では「書いてあることはいいと思いますが、字がきたないので点数は半分にします」とコメントされ、大幅減点。99。しかしこれ、同年の最高点を超えてるで。記号を合わすの、ほんま上手になってきたな。しかし文章との相性によっては外しまくる時もあるので、安心しきれません。説明文では、書いてあることの内容を、かいつまんで、よりわかりにくい表現で伝えてやっています。分かりやすい表現では書いてくれませんからね、説明文。あと、「読み飛ばし」を推奨していますが、頑固なぽーやん、「おれ精読型だし」とか言ってます。受験生の中には本文は参照する程度にしようという方針で臨む人もいるらしいねんでといいましても、まぁ、聞いてくれるお人ではありません。
算数
ケアミスが多い。得意なベンツ切りでしくんな。簡単な速さの問題でしくんな。約数の逆数の問題は駒東とか甲陽とかかな、何度かやっていたので、難なくクリア。
大問3は難しい。円の中を円が回転するというのは、中心が動くということを踏まえたり、+1-1になるとかといった感覚でできるけど、今回の問題はきちんと45度ずつ書き出していけばよかった。きれいに整理すれば難しい問題も出口が見えてくるよという問題。なかなか難しいですが。ここでママ採点の「数字が読めません」により失点。それにしても海城、円と円をくるくるさせのお好きなようですね。前にも観覧車の角速度の問題があったし。
大問5が場合の数。考え方は合っているのに処理を拙速に進めて一つ落とす。最後の立体は2回切断とはいえ切断面がきれいに交わるので、ぽーやん難なくクリア。
今回はちょっとミスをしすぎだと思う。しかも、直しの時、ベンツ切りもう一回やってみろやといいましたら、はぁ、出来ねぇから間違ってんだよ、はやく解説しろよ、みたいな感じで、いやいやいやいや困難お前できひんわけあるか、自分でやれと言いましたら、5回くらい適当に計算して適当な数字を言い、もう、イライラ。点数に結びつかない直し作業なんぞに体力使ってらんねぇよという考えがありあり。93。
理科
ごみ簡だったと豪語する割に浮力計算をしくる。落葉樹広葉樹を覚えておかないと3問も落としてしまうという恐ろしい問題構成にやられました。針葉樹は分るけど、広葉樹は陰樹やら落葉樹やらがごっちゃごちゃになるもんな。やっぱおぼえとこ。記述は、主語を意識して丁寧にな。比較していることは伝わってくるけど、どっちがどっちか分からないと正答にはならんやろう。天体をピンホールカメラでスクリーンに投影してピンホール側から見た時の形。二人とも間違えて、解説読んでもしっくりこない。ぽーやん、いいじゃん、こんなの、逆っていってんだから逆なんだよとか適当なことを言う。
そういう考えが根本的に間違ってる。すとんと納得するまであきらめんな。試行錯誤すること3分。おい、来た。太陽の右上が明るいやん?で、ピンホールカメラ通ってくるから、スクリーンのここが明るくなるやん?ほれ、そっちから見てみろや。どこが明るなってる?な?右下やんな?おれにも見せてくれや。ぽーやん、わたくしと同じように、右上光ってるやん、ビーっと通って前後左右逆になってここが光るやん?ほれそっちから見てみ?とやってくれて、二人とも体感的に理解することができました。こういう、「像」の問題はホント難しい。
ママ採点の「エ」の下の線が解答欄と被っていてイに見えますという厳しさでいくつか点数を下げ、47。合格者平均に届かず。
社会
南蛮貿易の主な輸入商品に鉄砲とビードロと書いてバツになってるけど、鉄砲はええんちゃう?
記述。全然ダメ。異動図書館の問題では、住民のニーズに応える形に変わっているということをおさえないと絶対ダメ。
記述2発目診療船。がん検診に注意が行くようにここかしこに親切に誘導してくれているのに、島の高齢者が病院に行くのは大変だということしか書いていない。資料ちゃんと見ろや。無意味なもん載せてるわけなかろ。
ママ採点には文句をつけてはならない決まりになっているので、まぁ、鉄砲のところは生糸や絹織物と覚え直すきっかけとしようということでバツを甘受し、「C」が「し」にみえるという厳しい採点もあって、42。しょぼ。受験者平均に届かず。そりゃあかんで。出題者の意図に全然沿ってないんやもん。資料は何か意味がある。この資料からはこれ、この資料からはこれと、一つずつ書くことを引っ張ってくるようにしたらいいと思うけど。ほかの学校は資料は大体1つか多くて2つだから、ちゃんと特徴的なところを見抜こうな。
合計281。合格者平均を上回って合格。1日で2連勝すると気分ええね。
さ、あとこれだけやって終わりにしよっか。今日の渋幕には速さがでなかったし、速さは毎日触れとかんと。
とだした時計算のプリントが全くできず。
おいお前、こんなん何回もやってんで。
分かんねぇもんはわかんねぇんだよ。しかたねぇだろ。
ま、それはそうやけど。
文字盤のない時計がひっくり返ってどこが上だったのかもそもそも裏も表も分からなくなったという状況設定に、ぽーやんの頭が混乱を極めた模様。3時の時書いてみ。3時20分の時書いてみ。ちゃんと角度も書き入れてな。20分やから長針は4個分、短針はもとのメモリから10度進んでるで。その時計適当に回してみ。何時何分かどうやったらわかる?メモリから進んだ角度から分かるんやったよな?裏返して透かしてみ。そっちの可能性もあるわけやから、そっちの時間も出さんとあかんな。そんだけの話やんか。
けちついた。
もういっこやるぞ。
長さの違うエスカレーターふたつある。二人が同じエスカレーターを歩きながら上る。登った段数と登るのにかかった時間比が与えられる。もう一個のエスカレーターにそれぞれ倍の速さで歩いて上った時の段数と時間比が与えられる。エスカレーターは何段あるかなどを問われる。
これも設定がややこしいな、疲れた頭にはこたえるなと思っていましたが、ぽーやん無事正解して、お開き。
明日は早く起きていかなあかんねんから、今日はさすがに過去問やらんとはよねよなー