わしが教えたる!父と子の中学受験

2022年受験の長男(ぽーやん)が麻布かどっかに入るまでのお勉強をがっつり後押し。2019年受験の長女とけは塾なしで乗り切りました。

第3回合不合2020年

 ぽーやんと一緒に、用意、スタート。
 昨年度の第3回(9月実施)合不合過去問。
 注:以下、ドヤドヤ自慢話が続きます。

 昨日。まずはコベツバ先生の定例のテスト。
 2単元、標準と応用で4つもある。
 ただ前回、0点とかなんとか異常なことになってて、こんなのありか、まじめにやらないんじゃやる意味ないじゃんか、今週は早めにちゃんとやれ、ということで、昨日4つとも片付けておきました。20分、30分のテストでも、4発はきつい。難易度も相当高いし。結構しんどい。
 何日後と何日目という間違いやすいところを案の定間違えてる。
 部分分数分解、足すんじゃなくて-になってるのはあんまり見たことないけど、ちゃんと丁寧に考えればできるはず。
 やれやれ、何とか形になる点数にはなった模様。「加比の理」はうまく使えなかった。このへんはまだまだだ。

 さて、ムズイコベツバ先生をやっつけたところで、ちょっと疲れた。
 ポップコーンをむしゃる。微糖缶コーヒーをすする。まさにデブオヤジです。

 それでは始めようじゃないか。
 週末の合不合。予行演習として昨年の過去問を。国語もあるでよ。

 450点くらい取れよーなどと軽口をたたいて、スタート。
 国語、算数、理科、社会、と進める。過去問と同じで、全教科通してやってから、採点と解説は後で一気にやることに。
 科目ごとにやっていくのもいいんだろうけど、ちょっとだらけるんですよね、やっぱり途中で採点・解説が入って低い点数とか出ちゃうといじけたりもするし。
 4教科一気にえいやっと片付けてしまう方が集中力も持続する気がします。
 
 採点は最後にやった社会から。
 アメリカの州って、51っこじゃなかった?という微妙なことを言い出して、一つ失点。しかし解くの速いなぁ。やっぱ四谷の形式には慣れてるんやね。全然リード文読んでいやがらぬ。ただ、リード文を読むと、大人でも時間が足りなくなる。だから読まないのが正解。ただし、ないものとして扱うのではなく、チラ見はすべき。そこんとこ、分かっとるかね。
 夏休みにやったたくさんの過去問の中には、リード文を読むの当たり前でしょ派と読み飛ばすことを前提に作ってることくらい分かれよ派がありましたが、うまく使い分けできるようになっている様子。意外に器用なんやね。

 理科。
 電熱線の計算、口を酸っぱくして説明し、類題をたくさんやったはずなのに、しばらく(ほんの1月ほど)やらなかったら元の我流に戻ってしまっており、案の定失点。電熱線の抵抗を予め出しておくのではなく、つないだらどうなるか(流れる電流は)という問題には、電熱線をその都度改造する(長さ10センチ断面積1平方ミリを基準とすれば、それと長さ30センチ断面積1平方ミリのとを並列につなぐ場合には、後者の長さを10センチにして代わりに断面積を3分の1平方ミリとかにして長さ10センチ断面積3分の4ミリの電熱線に置き替えるという、混乱すると思うんだけど、本人的には慣れれば速いぜということらしくってなかなか手放さない独自解法)、というやつが再現してしまった。もうちょい慣れ親しんで抵抗と電流を自由に行き来してもらいたい。ただ、独自解法で行けると思い込んでいるぽーやんを矯正するのはもはや無理っぽくもある。

 国語。
 物語文での記述は、「なにこれ、どっち、浅くで良い系?深いとこ書く系?」などという。試験中やし、あとで考えようや、と遮りましたが、わたくしも同じことは感じたなぁ。どこまでのことを書いて欲しいのかわかりにくい設問ではありました。ぽーやんの解答は模範解答に近かったけど、わたくしとしては物足りない感がありました。ここは5点引かせて。
 わたくしが記号でぽつぽつ落とす中、ぽーやんはきちんと当ててる(という言い方は良くないか)。国の力って、国と言えば日本のこっちゃろ。なんで母語とかになるわけ?わたくしにはよう分からん。ぽーやん、いやいや、文脈読めよな、とか言ってる。説明文の記述はほぼ抜き出し問題みたいなもんだし、抜き出しは、難しいかなと思った比喩的表現の抜き出しも、「おれ、抜き出し系で取るタイプだし」とか言って、ちゃんとできてる。
 漢字を2つ間違ってるけど、すごいな。こんなこと今までなかったな。

 勢いに乗って算数の採点へ。
 うーん。。時間がタイトだったもんな。もうちょっと時間あれば落ち着いて取り組めた問題がいくつかあったけど、後半ちょいと落としてしまいました。難易度の高いニュートン算で、10時にさばき切るためには何時何分何秒からくみ上げ始めたらいいかという問題で、59と61分の50秒とか、そういう勇気ある数字を書いてる。合不合はそういう数字にはならんのよ。そういうのはお前の経験上、そうなんちゃうの?要領悪いよな、そういうとこ。
 立体はあと5分あれば(というか、まだ時間があるという心の余裕があれば)、複雑な形ではないのだからちゃんと横からの図を書いて、長さ出せばどうということのない問題でしたが、立体を得意とすると豪語しているぽーやん、小問2は手を付けず。これはちょっともったいなかったかな。でも、時間がない中では、仕方がないか。

 で、総合で偏差値76とかになってしまいました。。

 すごいな。
 ぽーやん、ママちゃんに、んなはずないだろなどと言われて余計にご満悦になったらしく、エビみたいに跳ねながら一人ライブをしてました。
 おもちゃのマイクでは飽き足らず、聴診器をつけて、音を聞く部分をマイクに見立てるようにして歌い踊ってました。運動不足やストレスの解消になったことでしょう。

 ママちゃんは、あんなんなってるよ、あんなのが偏差値76とかってないでしょ、としつこい。

 ちゃんと(模試の)本番で取り切って来いよー。