ご無沙汰しております。
ぽーやん鉄人化計画、進んでおります。
もちろん、当初予定の5分の1程度も進んではおりませんが、そりゃ、進んでいれば鉄人になっているはずですので、進んでいなくて当たり前、というものでもあります。
当初は毎日のようにけんかをしており、これはやっぱり通塾させるべきだったか、男親と男の子では無理があるか、と思わない日がない状況でしたが、何とかうまく切り抜けて、そりゃ、けんかはしますが、「仲直りするなら今のうちだぜ」とお互い、歩み寄るようになり、でれでれと仲良くやることができるようになっています。
今日は何食う?今日はどこ(過去問)やる?みたいな。
もう、二人暮らしみたいです。仲良くせんとやってられん。
過去問の採点時に、「その記述には点はやれん」「いや、10点満点中1点くらいはあるはずだろ」などとせめぎあい、不貞腐れちゃってまぁ、というのがありますが、それもなんとか折り合いをつけて。
二人でのお勉強はだれてきますが、麻布への○○を挟んだり、三角方眼にいろいろお絵描きしたり、ぽーやんが出した記述問題にわたくしが答えるというのをやってみたり、いろんな形(正八面体とか・・・)の影を、方眼紙にきちんと書き込んで求積したり少し緩急を付けたりして。
先日はサッカー少年、「ぽーやん鉄人化計画やってるんでしょ、ぽーやん鉄人になったのー?変わってねぇじゃーん」などと朗らかな様子でやってきて、城北過去問2連発というのを一緒にやりました。2人とも2回とも仲良く合格点に行けて、やれ、良かったわぃ。凛々し気な筆圧の強いしっかりした文字も健在。頼もしいぜ。
毎日の勉強は解き直し中心になってきてうんざりします。
ほんとうんざりします。これが大切だと分かっていてなおうんざりさせる、そのうんざり度たるやすごいです。ぽーやん、うるう年計算せぃとかいうと、もういいじゃん、できるし、面倒なだけじゃん、みたいな。しかし、こういう基本、大事。
できない問題、溜まっていきますが、算数はもちろん、星と方角など(何座が南中してから何座が東の空から出てくるまで何時間?みたいなの。)、しつこく繰り返さないと分かってくれないものも多い。
それを補うものとして、結構、過去問はやってます。
1日1校1年分やってるんじゃないかな。
過去問、良いですね。例えば理科の降雨量の計算などのいわゆる0000000計算系。丁寧に単位換算をしていくというあれ。問題集だと、めんど、の一言で片づけられてしまうものが、コリコリ計算する以外の選択肢のない問題として立ち現れてくれるわけですからね。時間内に計算しないと点数もらえないわけで。
ただ、過去問「勝敗」にこだわるのはおこちゃまならずとも仕方のないところで、合格点をとっちゃうと2回目(他の年度)をやりたがらず、次から次へと別の学校に手を出すので困ります。
ま、秋以降深めていく素材がたくさんあるのはいいことだ。
現時点では、まず芝、本郷、城北を7月中にやりました。
最初にやった芝で全然取れず。
過去問とか嫌だし。ということになって、しばらく(5日ほど)やりませんでした。
城北は問題が好きでした。素直な感じ。きちんと勉強した子がきちんと報われる。
その後、早稲田(志望校)に苦戦。いきなり志望校に行ってどうする、と思いながら、何度目かの挑戦(何年度かの1日のではなく3日のやつで)で合格点に行き、あとの年度はちょっともったいないからしばらく置いとこう。
麻布、1回やりましたけど、全然届かず。
ただ、算数過去問(平成2年からのやつ)は満点(!2回)もあり。悪くない、悪くない。麻布ならではの、いろんな形やらを書かせられるやつも、ほほー、なかなか上手に書いとる。
ただ麻布、まだ合格はできていない。第一志望はちょいと大事にせんと。
さて、次に会うときにはちょっと麻布に太刀打ちできるようになっていたいと、記述系の学校に突撃。
海城はてこずるというイメージがあったので、2回目くらいでいけたときには喜んでました。両年度とも算数の時間が非常にタイトに感じられましたが、最後の場合の数的思考系も全く手が出ないということもなかった。理社は思ったよりもやりにくさはない。
このあたりでもうぽーやん、おれってすごいし的になり。
次コマトーとかいっとくわ、的な。
しかしその後駒東が立ちはだかり、何度目かの挑戦をして到達。駒東、面白いけど疲れます。
問題数少なくて時間にも余裕があって、どしん、という感じ。ぽーやんに拙速を戒め、入試問題の厳しさを教えてくれました。
まだ何年分も残ってるのでまた後日胸をお借りします、よろしくお願いします。
武蔵は初回チャレンジで届かせよりました。ちょっとびっくり。問題用紙にそのまま書き込む独特の方法もクリア。理科の、配られたもので実験してみるというやつ、手元に何もないのに、問題文だけ見て何か書いてました。意味ないことすんなや。
ぽーやん、御三家とかって、おれ、すげぇぜ。今すぐママに電話するぜ、などととてもうれしそうでした。
あー、そうやな、ママちゃんも過去問作るの大変やもんな。おれらうるさいし。印刷が薄いとか裏うつりしてるとか最後のページが欠けてるとか。
ただ、国語の記述の採点が甘かったのかもしれないと、記号傾斜型難関校をやってみようぜ。甘い父ちゃんの恣意なくスパンと出るで点数。
なんだか過去問に調子づいてきたようで、負ける気がしないぜ、ということらしくて、
早慶戦をやろうということで慶応普通部と早実を1日で。
早実は算数難しかった。慶応普通部は国語面白かった。
しかし、1日で早慶まとめて下したりました(調子乗った表現は、我々の胸の内の様子を表したものであって、それ以外の意図はありません。すみません。)。
次いでもういっこ慶應いっとこかということで慶応中等部。慶應系は合格ラインが明示されていないからいやだと言っていましたが、記号系だから(算数でさえ。なんだよこれ、答え間違ってたら気付くじゃーん)採点のブレはないし。7割から7割5分くらいらしいでということで。これも初回で行けた。記述を甘くするといけないから、記述はゼロにしましたが(1問しかなかったし、題意を外してるし)、行ってる。すごいやん。いやまじで。後輩になれるやん。
これゎ、勢い乗ってる。
麻布に行きたいところを、あえての甲陽。
本当は1日目、2日目とあるんですが、1日で突撃。昼食に焼き肉食べて気合入れてから取り掛かりました。それでも疲労困憊。
理科には相当に苦戦しながらも、何とか届かせよりました。
甲陽。麻布のベンチマーク校として(とコベッツ先生がしきりにおっしゃることもあって)、なぜだか妙な親近感とあこがれを抱いています。
ただ、さすがに解き直しは理科にまで行けず、理科の解き直しを翌日に持ち越し。
理科は巷間に灘を超える難易度ではないかと言われる程のことはあります。計算も一筋縄ではいかないものもあり、55分で解き切るのは不可能に近い。というか、解き切ることは求められていないんでしょうけど。
で、甲陽いけたし。
ほんなら、やったろうかな、開成。
算数でラストを落とすだけという問題との相性もあって、理科でも計算の煩瑣などは気にならなくなったのか正答率も高く、国語の記述ラストふたつほとんどかすりもせず(80年前の学校の話なんて、ぽーやん全く入り込めなかったのでしょう)、社会ではいわゆる東京問題に全く正解できなかったものの、合格点に届いちゃった。
開成の過去問で合格点とかって、ないわ。
ぽーやんがねぇ。
算数、あんな、数の問題みたいなん、ようできるようになっちゃってまぁ。
わたくしが見逃したところにもちゃんと注意を行き届かせちゃってまぁ。
たまたま問題との相性がホント良かったみたいだけど、それでも、ちゃんと取り切るのはすごい。えらい。
今日はツクコマいっとく?神奈川系いっとく?渋谷系?みたいなあれでしたが、連日の疲労がたまっていたのか。
今日はあたまいてぇということで、ちょっとお休みです。
ちょっと調子よくやり過ぎて、オーバーワークなんやろうかな。
ホットな刺激で頭の血流を良くしたら痛いのもなくなるやろ。
ママがカムジャタン買うて来てくれるからな。
家族で鍋囲んでゆっくりするのも久しぶりです。
明日からまた、がんばりまーす。