丸1日、朝から晩まで水泳の特訓をしたとする。当たり前だけど、泳げるようになってるわな。
それどころか、意外と上手に泳げるようになっているかも。ぷいぷいして砂浜でふてくされていなければ。
次の日、水泳の練習を軽くこなして、車の運転の特訓をする。多少ぶつかっても平気。
1日かけてみっちりやれば、問題なく運転できるようになります。
3日目、カーブが多い道とかを車で走って、ひとしきり泳ぎ、この日はよし、船の操縦をみっちりやる。
日が暮れるころには、船の操舵だってできるようになっている。
4日目、泳ぎ、車、船の操縦を勘が衰えないようにおさらいしつつ磨きをかけ、さて、どうしようか。
投網の練習でもするか。みっちりな。最初はうまくいかないかもしれないが、なかなかどうして。うまいやないか、というレベルになる。
・・・40日経つ。トライアスロンに出場できるような体つきになり、泳ぎも走りもピッチングも完璧、乗り物は一輪車はもちろん、自動車はトラック、船はタンカー、ジャンボジェットも操縦できるようになっているだろう(あくまで操縦)。馬にも自在に乗れる。カウボーイのような投げ縄の技術も持っている。様々な種類の釣りの方法や漁の方法を会得して、田を耕すこともできる。完璧人間の出来上がりである。
ということで、これを勉強に置き替えてみると、
丸1日、朝から晩まで数の性質をやったとする。疲れ果てるだろうが、数ね、分かりましたよ、はいはい、となるでしょう。一からやり始めるわけでもないんだし。
次の日、文章の読み書きの特訓をする。最初は何を書いているのか訳が分からない様子であっても、1日もみっちりやれば、ああ、だいたいわかったぜ、こうやって読んで、こうやって書くんだろ?人間1日もありゃOKOK。繰り返せばなおさらOK。
・・・40日経つ。算数で解けない問題はまぁ、もう9割方ないかな。そうすると、計算でしくるのももったいなくなって、正答率は異常に高くなる。まぁ、おれに敵う者はいないのではないか。
読解も、昔は苦手だった。あれは何だったのだろう。文章・解答を繰り返し読み、理解し、時に記憶し続けてきたからか。解答のパターンも分かるし、記述もすらすら書けるぜ。字はまだちょっと汚いぜ。
理社は死角なし。なんでも聞いて。いろんな問題に触れてきたからかな、見たことのない観点からの問題でも、だいたい何を言っているのか想像がつくぜ。東京問題とか時事問題はちょっと良く分からないぜ。知識系が速くなると、時間に余裕ができるから、計算問題に時間をかけられ、もう落とすところは見当たらないぜ。
・・・みたいになります。
6年生で生意気になってきたのがあれですが、今まで、4年生の夏、5年生の春、5年生の夏、5年生の冬、6年生の春と、一緒にみっちりやってきて、休み明けの成績はクンクンと小気味よく上がった。
夏期講習に行かないというのは、普通に考えれば、非常にリスキーな判断でしょう。なんてったって6年の夏ですからね。
しかし、今まで、季節講習で頑張ってきたお友達に引けを取らなかったという自負がある。
やるぜ、おれたちは。
会社の方から、「課長、夏は(とけちんの6年生のときと同じく)あまり登庁なさらないのでしょうか」(←ニュアンス)とのお伺いがあり、「もちろんですとも、やりきる所存であります!」と、宣言してきました。
ということで、こもりまーす。あ、運動不足には気を付けます。
ステイホーム&トレイニングハード!