わしが教えたる!父と子の中学受験

2022年受験の長男(ぽーやん)が麻布かどっかに入るまでのお勉強をがっつり後押し。2019年受験の長女とけは塾なしで乗り切りました。

楽より頑固を貫く

 算数の今週の単元は図形の移動。

 理屈というより、煩瑣やなぁというところにしんどさがある。
 しかし、ちゃんと式をまとめて計算するなどして、正しい答えを出せるようにしないといけない。

 ぽーやん、図形は得意であると言い張るだけあって、まぁ、テンポよく進みはします。

 しかし、それが故か、頑固さを貫こうとする姿勢がいつもより強く出ます。

 凹字型の中を円が転がる。
 大体、円の中心が移動した長さが小問1で聞かれ、円の移動した面積が小問2になってます。移動距離に直径をかけて、掃除しきれない隅っこの0.215を引けば終わりです。

 こんなの、計算ミスがありうることは仕方がないのであって、わたくしも、いつもより優しくそこまでは合ってる、と言ってやるつもりでいましたんですが。
 その方が楽だし。その方が早く進むし。

 で、ぽーやんに水を向けてみる。何パイ?直線なんぼ?
 ぽーやん、答えない。いまやってっし。しゃべんなし。とか言って。

 で、まだかなぁ、何パイ?そんくらい出てるやろ?といいますと、うっせぇ、んなのでてるよ、しゃべんなし。
 で、何パイかを答えずに、最終的な解答を言う。

 間違っていると、いやいや、何パイてきいてるやん。(円が通らない隅っこの部分)0.215は?と聞いてあげる。
 だって、そこで7パイ、直線28、0.215は2かけ2かけ6こ、とか言ってくれれば、ああ、それあれやわ、直線部分しくってるわ、と言ってやれて、そこを見直すだけで済むのに。

 しかし、頑として答えない。0.215は6個でしょ、と言うくらいはしますが、あとは自力で解き切ろうとする。
 まじで頑固です。

 重なり合った図形の面積が一方の図形の面積を2分するとき、みたいなのも、長方形であれば対角線の交点を通る線をイメージせいやといくら言っても、(そんことは)知ってる、でも、自分のやり方(いったん片方に寄せて相似で長さ出す(ぽーやんの言い方によると))の方が速いと言い張ります。
 やれやれ。まぁ、できて、他の解法も分かってりゃいいんですけどね。

 楽をするよりも頑固を貫くことの方が大切なようです。
 人生、苦労しそうやねー。