即席理科実験やりました。
鏡を10度傾けると光は何度変化するか。
90度の合わせ鏡を10度傾けるとどうか。
答えは上が20度、下は変わらず。
これは実験するのではなく、書いて理解するべし。
分度器どこじゃ。
ぽーやん、小学生なのに分度器を所持していない。
なぜか4つも隠し持っていた長女とけちんから分度器2枚借りまして、作図作図。
法線をしっかり描けば理屈もわかりよい。
さて、合わせ鏡の中に、いくつ像が見えるか。
90度なら3こ
60度なら5こ
公式で言うと、360÷合わせ鏡の角度-1、だそうです。
これは、紙の上でいろいろ考えるよりも、やってみれば一目瞭然。
いやホント、やっといてください。
例えば合わせ鏡の角度が60度だと、鏡の中の世界は6つに分かれる。
そして、それぞれに消しゴムがちゃんとうつって見えますよ。きれいに。
一番手前の世界は現実世界だから、鏡に映る像は5つです。
これは1回やれば絶対忘れない映像としてはっきり頭に残る。
こんなものは鏡台があればすぐできますが、我が家にそんなしゃれたものはないので、ママちゃんに合わせ鏡作ってもらいました。
で、やってみました実験教室。すぐにぽーやん納得、180度なら?とかおふざけをおっしゃいますが、180度なら普通の鏡であって、普通の鏡にわらわらとニタニタした顔が増殖してうつるはずはございませんでしょ。
鏡で遊ぼうとしてるけど、お遊びは後にしな。
今は危ないから後ろに置いとこ。
次に、焦点が20センチの凸レンズから60センチの距離にあるものが倒立実像を結ぶのはレンズから何センチ?みたいな問題がありますよね。
これは、ダブル相似で比合わせをしてという算数力を使って図形として数字が出てくる場合がありますが、時間がかかる。仕方がないので、a分の1+b分の1=f分の1という公式があるらしいで、と伝えました。その後、応用演習問題集だかにこの公式が出てきて、あ、ほれ、せっかくやから覚えとこうか、と。
いやぁ、むずいなぁ、と言いながら立ち上がって水でも取りに行こうと足を踏み出して、バリン。
鏡、ふんずけちゃいました。合わせ鏡作ってもらってましたからね、重なった2枚いっきにやっちゃった。
自分ちでする理科実験、リスク高し。