わしが教えたる!父と子の中学受験

2022年受験の長男(ぽーやん)が麻布かどっかに入るまでのお勉強をがっつり後押し。2019年受験の長女とけは塾なしで乗り切りました。

勉強してると意識が飛ぶ

 ぽーやん、お勉強中にうつらうつらすることがあります。
 寝とるわけです。
 夜遅い時間であるとか、くったくたになる行事があった日とか、そういうのなら分かるんですが、必ずしもそうじゃない。
 勉強始めて早々でも、寝るときゃねる。

 これ、暗記モノとか、問題集の(なんとなく興味の持てない)ムズ問とかやってるときに顕著です。
 オイコラ、寝てんな。
 というと、寝てない寝てない、とキレ気味にその場では言いますが、
 自分の意思とは関係なく行っちゃうんだよね、分かんなかったりなんかいろいろ出てきて覚えるの多すぎたりすると。と言います。
 正直でよろしい。情けなさそうに、申し訳なさそうにいうところもよろしい。

 もうこれ以上覚えたり考えたりするのは嫌だという全身体の拒絶反応ですから、もう、これは仕方がない。
 しかし、ほんじゃ、今回の社会保障関係どうやって覚えんの?繰り返すしかないで、と聞きたいですが、
 いや、それ、お前が覚えさせればいいだけの話じゃね?みたいなことを言いまして、びつくり。

 まじか。暗記することですらおとうちゃま頼りかぇ?何その堂々たる他人任せ宣言。
 ぽーやんとしては、今までの歴史でも公民でも、オトウチャマンが頭にねじ込んできたじゃないか、そうやっておいらの頭に入れてくれりゃいいんだよ、おいらは苦労したり工夫したりはしねぇよ、お前が覚えさせろよ、おれ様の頭によ、ということらしいんです。
 ここまで言い切るの、すごいわ。
 
 ふん、そこまで言い切るんなら、おれの言うことを聞けよ。
 都合が悪くなると聞かないくせに。
 10回ずつ書いてみたらなどと言おうものなら、は?そんなに書いてどうすんだよ、と。どんだけ。

 とうちゃまはな、受験会場には連れて行ってあげられるけど、それ以上はできひんのよ?
 自分で覚える努力くらいしろっつうの。単語帳みたいなん作ったり。
 そういうやり方してたら落ちるで、などと言うと、は?お前が合格させんだろ?という。いやいや、誰の受験やねん。
 ただ、勉強は自分でやりたいようです。でも面倒なことはやってほしいようです。暗記、させて欲しいそうです・・・都合がいいです。

 漢字とかキレイに書けやとか言うと、うっせぇ、おれの勉強に口出しすんじゃねぇ、などと威勢のいいことを言うし、
 算数の問題と格闘しているときには、てめぇ、絶対口出しすんじゃねぇぞ、ちょっとでもヒントゆったらぶち殺っど、などという(文字で書くと激しく積み木くずし風ですが、何というか、ぽーやんの見た目やら口調やらで、わたくしには、「自分で考えてみるよ僕」と変換されて聞こえてくるのです。)。

 ま、覚えられないと思っていたことでも覚えられます。その体験を積んでいってください。
 カタカナ語やアルファベットの略語なんかはきつかったやろうけど、たくさん覚えてきたもんな。
 やればできます。単語も(日本語の)構文も、覚えられます、使えるようになります。

 目下の現実逃避型睡魔様見てて腹立つ現象の大敵は、放物運動と(各段ごとに該当段数の平方数個の奇数を積んでいくみたいな)規則性と、二つの実験を合わせなければ完全中和が見えてこない塩酸と水ナトと・・・っと、挙げだしたらキリがないゎ。

 イッコずつつぶしていくぞ。
 少なくとも起きて聞いとれよ。