わしが教えたる!父と子の中学受験

2022年受験の長男(ぽーやん)が麻布かどっかに入るまでのお勉強をがっつり後押し。2019年受験の長女とけは塾なしで乗り切りました。

淡々とこなすことが難しい

 それは、ゴールは存在しているわけだし、要するにその問題を解ければいいわけなので、道のりも別に複雑じゃない。
 ただ、問題を解けるようになればそれでいい。

 いいんだけど。
 そのためにはこつこつ淡々とやっていかなければならないことが山ほどある。
 これは、事実です。ハンパなくうんざりさせてくれる事実。

 これに向き合うことは、ぽーやんのみならず、小学生の99.9パーセントには無理な話なんじゃないでしょうか。

 なので、勉強せーゆうてキャーキャー追い回したり、塾で競争心をあおってもらったり、ほめたりなだめたりすかしたりどうかつしたりちらつかせたり右往左往して、なんとかその無味乾燥な作業をやってもらおうと試みるわけです。

 なので、やっぱ、ゲーム感覚も出る過去問を早くやりたい。志望校のではなく、志望校に有益なやつ。
 広い範囲を実践的にやっていく。
 過去問は最良の演習問題集だ。
 過去問に飽きちゃうという副作用もあると聞きますし、そりゃホントっぽいな、やだなと思いますが、問題集に飽きる方が早そうだ。というか、もう、予シリとかうんざりです。飽き飽きです。わたくしだって。
 過去問をばーりばりやって、いろいろ固めていきながら、特定分野の強化も並行して進める。
 わー、なんて理想的。

 だって、例えば開成の算数過去問を(最近5年を置いておいて)20年分やる。麻布のもやる。甲陽のもやる。灘もやる。もう、天才の域に近づくことが明らかではないですか、そんなことをしたら。想像できますよ。大概の問題をスーラスーラ解いていく我が子の雄姿が。。。ツクコマやろうぜ、なんて言い出すかもしれません。

 ・・・しかし、その前に、全範囲を網羅的に回しておく必要がある。
 そうでないと、できない問題があると分かっていながら過去問をやるという、過去問実践問題集の意義を半減させることになってしまう。
 ということで、戻ってまいりました。結局、淡々としたお勉強をまずはやらないと。

 で、一つの問題に時間をかけすぎたりすることもあるので、「1日25枚」をやるということにしました。
 ほい、1枚終わり、2枚終わり、とやっていくと、何もないよりは進んだ感もあるし、終わりが見える感もある。時間を意識してもらうことにもつながるだろう。
 「1日25枚」はその内容によって達成の難易はどうとでもなる。例えば予シリの算数応用演習問題集を25枚(ページ)なんて言われたら、きつい。というか、ムリ。でも、社会の演習問題集とかも入ってくるわけだし、算数でも1問の解き直しを1枚とカウントすれば、25枚というのはグンと軽くなる。(速ワザは裏表で1枚だから、単元によってはちょっとヘビー。)
 ので、その日の進行状況を見ながら、調節しつつ、できるわけです。
 ぽーやんはあほうなので、「1日25枚」が決してきつすぎるものではないとなれば、チャッカチャッカとやるはずです。
 ここ数日、ちょっと張り切りすぎて難しいのんを入れ込みすぎて、「1日25枚」に拒否反応が出そうなので、今日は軽めにして行けるかも感を出そうと思います。
 ただ、23枚くらい終わってまだ時間に余裕があれば、開成コースでやり残して帰ってくるやつとか、TopGun特訓の速さとか規則性とかの超ムズなやつを持ってきてやるつもりです。
 結局全体としてヘビーだけど、ヘビーすぎるとは感じさせない。さじ加減が大事ですね。

 さーて、今日はどんなセットでやろうかな。
 今日は今週単元の演習問題集を中心にするしか選択肢がないからあんまりチョイスの自由度は低いけど、ヘビーになりすぎないように手加減してやろう。